きめ細かく調整! 「しすぎない」よう、程度を見極める目を持とう

ナマ叔父さん

はははっ。なんだい自信なくしちゃったのかい?
アマチュアのデザインはどうしてもプロと比べると少しやぼったく見えがちなんだよ。
これにはひとつ理由があってね、無意識に「しすぎ」ていることがあるんだ。
わかりやすく説明しよう。

例えばボックスや写真の四隅を丸くする際の「丸さ加減」は、図にあるように、結構丸くしすぎちゃう人が多いんだ。「丸くしなきゃ」って、つい張り切っちゃうんだろうね。

プロたちはこの辺をちゃんとわかっていてね、パーツの大きさにもよるけど、ほんの少し丸くする程度なんだよ。数値入力で言うと「半径が1~3ミリ程度」が一般的かな、少し控えめにすることがポイントなんだ。

DTPソフトやワープロソフトなどで、画像ボックスやフレームなどの角の加工を行う際、初期設定(デフォルト)のまま使うと、反映される度合いが大きすぎる傾向があるんだ。だからプロたちは手動できめ細かく調整しているんだよ。プロが作った印刷物を見て見極める目を持つといいよ。

[4か所の角の丸み]

[回転させる角度]

[囲み罫の太さ]

ナマ叔父さん