です・ます or だ・である。 読まれる文章の基本セオリー。

ナマ叔父さん

 読んだ時の印象が大きく変わる「です・ます調」と「だ・である調」。記事を書くときにどちらを選ぶのがいいかというと、実は明確な決まりはないんだ。でもね、記事によってどちらを選ぶかという一般的な傾向はあるんだよ。
 不特定多数の人に親しみやすく発信するサイトやブログ、ガイドブックなどは「です・ます調」。簡潔さと正確性を持たせる論文やレポート、新聞などは「だ・である調」が使われることが多いんだ。
 プロのライターたちもこのどちらかの記事スタイルを選んで書いていくわけだけど…、実はね、記事の柱となる「本文」に限っては、一度どちらかに決めたら最初から終わりまで混在させることはしないんだ。
 ただし、本文以外の部分に関しては混在させる場所があってね、これにはいくつかテクニックがあるんだよ。

俺のことを怖ぇって言うやつがいやがるんだ。
そうである、わきゃねぇよな?

そんな分け
ありませんです、です、
です、です、ます。

 例えば、本文を「です・ます調」で統一し、タイトルやキャッチ、見出しには「だ・である調」を使うといったことが多いね。
 またタイトルと本文の間に入る、つなぎの役目をする「リード」っていう文章があって、ここを「だ・である調」で書いたりすることもある。ほかにも写真説明や図の解説文、話し言葉や引用部分など、本文とは違った位置づけの文章部分に「だ・である調」を使うことも多い。
 あえて使い分けることでインパクトを出したりリズムを変え、本文とは異なる文章だということをわかりやすくする意味もあるんだ。
 このへんのテクニックは様々な記事を読んだり、執筆経験を積みながら覚えていくといいよ。
 ただしね、今の例の逆、「だ・である調」を本文に使い、「です・ます調」がキャッチや見出しに使われることはほとんど見かけないね。もしキャッチや見出しが「です・ます調」の場合は、本文もほとんど「です・ます調」だよ。

ナマ叔父さん