ナマぴ~
記事には起承転結が大事だとか、読者に響く書き方があるって言うけど、うまくまとめるコツや大切なことって何があるのかな?
ナマ叔父さん
起承転結だって? 良く知っているじゃないか。でも最近のWEB記事じゃあ様々な構成があるから起承転結がいいとは一概には言えないし、読者に響く書き方はプロでも難しいものだよ。ただね、記事の冒頭と最後を工夫するだけでも読者への印象が良くなるんだ。
冒頭と最後にひと言付け足す
例えば、自分が飼ってるペットの記事を書いたとして、冒頭と最後を見てみよう。
私が飼っている猫は生後半年なんですが、とても甘えん坊で…
(中略)
…なのです、だから一緒にいるだけで一日の疲れを忘れさせてくれます。
で、この文章の最初と最後に次のような文章を追加してみようか。
最近は室内でペットを飼う人がずいぶん増えたそうですね。私が飼っている猫は生後半年なんですが、とても甘えん坊で…
(中略)
…なのです、だから一緒にいるだけで一日の疲れを忘れさせてくれます。皆さんも可愛いペットを飼っていて、私と同じように癒されているのでしょうか?
どうだい、より読者に語りかける感が強くなったと思わないかい? このように何かひと言添えてから本題に入り、書き終わった後にも、ひと言付け足すのがポイントだね。
思いやりがあれば、好きに書こう!
記事には大きく二種類あるんだ。ひとつは依頼記事。プロのライターがクライアントから「こんな記事を書いて欲しい」と依頼を受けて書く記事。もうひとつは、テーマを自分で決めて自由に書く記事。自身のブログがその代表例だね。
で、この記事、両方とも最も大切なことは何だと思う? 実は「読者への思いやり」なんだよ。記事構成とか文章のうまさはその次でいいんだ。じゃあ、読者への思いやりっていったい何だろう。
おじさんはね、常々「書いた文章が読者にどう伝わるか」って考えるんだ。つまり「誤解なく、不快な思いをさせずに、ちゃんと伝わるかどうか」ってことなんだ。
これはとても大切なことだと思っていてね、どんなに記事構成がしっかりしていて、表現豊かで流れるような文章でも、間違って理解されたり、一部の人に不快な思いをさせるような記事だったら、とても残念だね。
文章が下手でも、小学生が書いた作文でも、読んでいて気持ちがいいと思えることが何よりだよ。
そこで、さっきの起承転結だけど。プロのライターならともかく、まだアマチュアで自分のブログ記事なんかを書いて経験を積んでいる時期なら、あまり構成にとらわれず好きに書いていけばいいよ。
ただし、常に読者を意識した目線で書くことを心がければ、将来プロになっても必ず役に立つライティングスキルになるよ。
ナマ叔父さん
詳しくは「SKILL UP」でも解説する予定だ。準備中だからしばらく待ってくれないかい。