ナマぴ~
いつも悩んじゃうのが記事のタイトルなんだけど。上手に作るコツとかあるのかな?
ナマ叔父さん
おや、ナマぴ~君もタイトルに悩むようになったのかい。実はプロのライターもね、タイトルには手こずったりする人が多いんだよ。特にイメージキャッチなんて作ろうと思うとね、数日も考えることがあるよ。
本文記事を書いた後に考えよう
見出しやタイトルは、ある程度記事を書き進めてからか、または本文記事を書いた後で考えたほうが作りやすいんだ。
先にタイトルを決めてもね、文章を書き始めるとタイトルと違う方向に進んだりなんて、よくあるだろう?
特にエッセイ風の記事を書いていると、書きたい方向は定まっていても、最初からうまいタイトルが思いつかないもんさ。記事を書いているうちに自然とタイトルが決まってくることもあるしね。
堅苦しいタイトルは読者が敬遠しがちだし、柔らかい表現でも、どんな記事なのかわからないタイトルも考え物だ。できれば記事内容が分かるような表現で、かつ「読みたいな」と思わせる魅力的な言葉があると、よりいいよね。
本文記事のポイントを拾い出す
情報記事の見出しやタイトルなんかはね、実は意外と作りやすいんだ。
例えば、町内会の潮干狩りのイベント告知チラシのタイトルが「行楽イベントのお知らせ」だったとする。
まあ、よくあるタイトルだね。で、これを「親子で楽しむ潮干狩り」と変更してみようか。
するとどうだい、見出しを読んだだけで「親子で参加」する「潮干狩り」だと分かる。
さらに「親子でバス旅!潮干狩り」とすれば、交通機関も示せちゃうんだ。あまり多くの要素は入れられないけどね、本文記事や案内情報欄に記載されている中から、優先的にポイントを絞って訴求できれば、タイトル本来の役目がしっかり果たせるんだよ。
自由な発想で書こうイメージキャッチ
何といっても難しいのはキャッチコピーだね。僕は長年この業界にいるけどいまだに難しい。その理由は、見出しやタイトルとはまた別の、大きな役割があるからさ。
見出しやタイトルは、先に言ったように「本文記事に書かれている情報の紹介」的な働きがある。しかしキャッチコピーはね、どちらかというと目を惹く言葉や表現で読み手の興味を高め、「えっ、なに? そのへん詳しく知りたいなぁ」と思わせる書き方が必要なんだ。
まあ、上手に作るセオリーがなくもないんだけど、どちらかというとライターのセンスや個性が最も重要な要素だね。
プロのライターも日々悩んで作っているので、勉強のために、仮定の商品なんかを決めて模擬的に作ってみるといいよ。そん時は、ぜひおじさんに見せてくれないかい。自由な発想で書けば、意外と面白いキャッチができるかもしれないよ。
おじさんの周りにも多くのライターがいるけどね、「数千文字の記事を書くのと、一行のキャッチコピー書くのと、どちらが難しい?」って尋ねると、多くのライターが「一行のキャッチコピー」って答えるよ。
ナマ叔父さん
詳しくは「SKILL UP」でも解説する予定だ。準備中だからしばらく待ってくれないかい。