プロが選ぶ定番フォントは明朝かゴシック。決め手は視認性

ナマ叔父さん

いろんなフォントがあるね。もちろん好きなものを選んでいいんだけど、プロのデザイナーの多くはね、明朝(みんちょう)ゴシックのどちららかを選ぶんだ。理由はズバリ! 視認性が高いから。詳しくは以下で説明するぞ。

読みやすさのことをプロたちは「視認性」と呼ぶんだ。なんだか専門的な言葉だけど、パッと文字を見たときに、どれだけ読みやすいかということなんだ。

フォントは「書体」とも呼ばれていてね、文字の見た目の違いによって様々な雰囲気を持っている。これを大きなグループに分けるとだいだい次の二つになるんだ。

一つは明朝系。筆で書いたような「はね」や小さな「三角形」があるのが特徴だ。もう一つはゴシック系で、線の太さが均一でスッキリしているのがわかると思う。
明朝体とゴシック体の代表的な書体を三種類ずつピックアップするとこんな感じだね。

明朝系
明朝体
行書体
毛筆体

ゴシック系
ゴシック体
丸ゴシック体
ポップ体

明朝系にはペンで書いたような行書体や、筆を使ったような毛筆体も含まれる。またゴシック系だと丸ゴシック体やポップ体なども入るね。

で、この中で本文用の書体としてプロが選ぶのは…、ああ、本文用というのは一般的な本やサイトで、メインとしていちばんよく使われる文章ブロックのことだ。この本文用として使われるのが「明朝体、ゴシック体」なんだ。あとは、そうだね…「丸ゴシック体」もよく使われるかな。

それ以外の書体や、特に変わったデザインの書体なんかはね、使うとしたら主にタイトルや見出し部分に使われることが多いんだ。

こんな視点でフォントを選ぶと、プロっぽい書類に仕上がりそうだね。でもね、せっかくいろんなフォントがあるんだから、気にせず使うのも個性があっていいと思うよ。

ナマ叔父さん