イラストを描くワンポイント。モノは「傾きと角(かど)」。人物は「骨と関節」

ナマぴ~

ナマ叔父さん

モノを描く最大のポイントは傾きを意識すること。この傾きのことをパースって呼ぶよ。これは遠近法とも呼ばれていて、イラストレイターや3Dデザイナーには重要な基本スキルなんだよ。

それから「角はほんの少し丸み」を付けるのがコツだ。実はね、世の中には角が尖った物はそんなにないんだよ。だから尖らせちゃうと素人っぽく見えちゃうんだろうね。

解説図は、傾きと角を意識しない絵と意識した絵を比べたものだ。赤字が左側の線の修正目安で、左奥へ少し傾けて書くといい。同じように右奥へ向かう線も傾けるんだ。これは専門用語で「2点消失」の透視図法と呼ぶよ。

さらにプロは輪郭だけ太くしたり、あえて線をつなげない手法もあるのでよく見てみるといいよ。


[モノを書くには傾きと角がポイント]


[手や指は特に関節が大事]

ナマ叔父さん