印刷物やサイトなどの見た目と中身もカッコ良くするグラフィック業界

そうだね簡単に言うと…、簡単にだよ。
グラフィックの「見た目や中身をカッコ良くする業界」かな。

あははっ、軽すぎたかな?
すまん、すまん。いきなり固いこと言ってもね、みんな付いてこないだろう。

グラフィックって言うのは、カタログやパンフレットなどの印刷物とか、街の看板やポスター、それからネットのサイト画面なんかの「見た目」のことだよ。

これらの「見た目をカッコ良く」するんだけど、実はね「中身もカッコ良く」って言うのもミソなんだ。僕らと一緒だよ。容姿も性格も、両方カッコよかったら最高じゃないか。

印刷物やスマホのグラフィックを見て「デザインがおしゃれだなぁ~」とか、「きれいで美しいなぁー」って感じてもらえるのが「見た目のカッコ良さ」なんだけどね。

実は、グラフィックを見た人が「作り手が意図したとおりの印象を持ってくれるか」ってことも大切なんだ。

つまり「美しさ」を意図したのなら「美しい」と思わせられるか。「若々しさ」を意図したのなら「若々しさ」が伝わるか。場合によっては「恐怖」を意図して「怖さ」が伝わるかって言うのもある。
だから、これがしっかり伝わるようにできていれば、まずは「見た目がカッコいい」と僕は言いたいんだよ。

あっ、それから。
ラジオは音の情報媒体だからグラフィックとは異なるけど、それでも音や声、音楽なんかを聞いた時の「心地よさ」と言うか、「耳ざわりの良さ」みたいなものがあるよね。
だから、音作りや、音楽作りもグラフィックと同じようなことだね。

それから、グラフィックのカッコ良さは、「中身のカッコよさ」にもあると思うんだ。
見た目がカッコ良くできても、伝えたい情報が意図した通りに伝わらないんじゃ元も子もないからね。

例えば、「とても大きなピザ屋さん」と書かれたポスターがあったとしよう。
で、このピザ屋さんはどんなお店だと思う? これね、二つの意味に捉えられるんだ。

●一つめは
「ビッグサイズのピザを提供するお店」。

●二つめは
「種類や席数が多く規模が大きいお店」。

つまり、どちらの意味か分からなかったり、理解するのに時間がかかったりするとね、中身がカッコいいとは言えないよね。

「見て・読んで、すぐに情報が理解できる」って言うのが「中身のカッコ良さ」なんだ。