「ミッドワーカー」はこんな人たち
| 職 種 | ざっくり言うと |
|---|---|
イラストレイター | 広告宣伝物のために イラストを描く専門家 |
カメラマン | ビジュアルシーンを撮影! グラフィック業界の花形 |
スタイリスト/ヘアメイク | モデルや撮影シーンを整え カメラマンをサポート |
ナマぴ~
イラストレイターとかカメラマンっていう名前はよく聞くよね。
印刷物づくりの“ど真ん中”って、どストライクの職種ってこと?
ナマ叔父さん
そうなんだ。ここで紹介する職種はね、企画で決められた印刷物の方向性や、ビジュアルイメージを実際に作り出す人たちだ。アートとしての側面が強いから、クリエイターとしての個性が光る職種だよ。
例えば、独自性のある絵やイラスト、写真などを生み出して、広告宣伝物としての深みや説得力を持たせるんだ。
まさに印刷物制作の“中核をなす役割”という意味で“ど真ん中”に位置する、おじさんが「ミッドワーカ」と呼ぶクリエイターたちだよ。
イラストレイター
広告宣伝物のためにイラストを描く専門家
広告に合う絵を
いかに描くか!
やあ、こんにちは。僕はフリーランスのイラストレイターなんだ。
「イラストレイター」と言う呼び名は、DTPソフトの名前にもなっているから勘違いするかもしれないね。本来は広告宣伝用のために絵を描く人のことだよ。
ただし、自分の絵を直接、作品として販売する“画家”や“漫画家”とはまったく立場が異なるんだ。僕たちはクライアントが作る「広告宣伝物」。主に印刷物やサイトだったりするんだけど、そこに使われるイラストを描いているんだよ。
イラストレイターにはさまざまなタイプがいてね、パンフレットや雑誌などの挿し絵(カットイラスト)を描くのが得意な人や、工業製品のリアルなイラストを専門に描く人。また建築物の完成予想図をCGで描く人もいるよ。
多くの場合は、その人が持つイラストの雰囲気や画風、これをタッチって言うんだけど、このタッチによって発注元となるクライアントに、いかに気に入ってもらえるかがポイントなんだ。だから、いろんなタッチが書ける人もいれば、独自のタッチを追求し続けるタイプもいるよ。
★目指し方
ぼかぁね、漫画家になりたかったんだけどストリーリー作りが難しくってね。その代わり広告シーンにマッチした絵を描くのは得意だったから、デザイン事務所に何年か務めてからイラストレイターになったんだよ。
この職に就くには、そうだね…。一般的には学校で絵を学んでからイラスト専門の制作事務所に就職するか、僕のように最初はデザイナーから始めて、その後イラストレイターへ転向する場合もあるよ。
この職種はフリーランスになる人がけっこう多いんだ。あっ、それから、何人かのイラストレイターが集まって協力し合い、お互いに仕事をシェアするケースもあるよ。
★付き合いが多いのは
デザイナーや印刷会社の人たち。時には出版社などからも声がかかるかな。いずれにしても制作現場の人たちからの依頼が主流だ。
カメラマン
ビジュアルシーンを撮影!グラフィック界の花形
シャッターを
切るまでが勝負!
誰もが知っているグラフィック業界の花形だね。テレビや映画のカメラマンは印刷物とは別の業界だから、ここでは静止画を撮影するスチールカメラマンを紹介するよ。
スチールカメラマンにもね、いくつか傾向があって、モデル撮影が得意だったり、モノの撮影や風景撮影、報道撮影が専門などさまざまなんだ。もちろんどの分野も上手に撮影するカメラマンが多いけど、大きくは「人物撮影系」や「物撮り系」「報道系」に分かれるんだ。
◆人物撮影系…人の撮影が得意で、スタジオ撮影や野外ロケ撮影などがあるよ。例えば企業や製品の広告宣伝用にモデルさんを使ってイメージ写真を撮ったり、出版社の雑誌に載せる表紙やインタビュー記事にタレント撮影を行うことがあるね。一人で活動するフリーランスのカメラマンよりも、どちらかと言うと自社スタジオを持って、カメラマンが何人かいる事務所が受け持つ場合が多いかな。
◆物撮り系…業界では「ぶつどり」って呼ばれてね、さまざまなモノが被写体になる撮影だよ。実はこのジャンル、結構多いんだよ。モノは動かないから撮影が簡単だと思いがちだけどね、被写体の素材によっては反射したり、逆に何かが映り込んだりするから意外と難しいんだ。
◆報道系…「シャッターチャンスを逃さない」と言われるほど、ニュースやスポーツ、出来事の一瞬を切り取るのが上手だ。報道系カメラマンは新聞社や出版社に所属したり、出版社から依頼を受けるフリーランスのカメラマンも多いよ。腰を据えてスタジオ撮影するというより、フットワークを活かした機動力が重宝されるんだ。
広告カメラマンを目指すなら、写真スタジオでアシスタントとして採用されるのが一番だ。学校で学んでからでもいいし、学ぶ前からこの業界へ飛び込むのもありだ。
仕事の発注として声がかかるのは、広告宣伝物のカメラマンならディレクター、デザイナー、企業の広報担当者など。報道系カメラマンなら出版社の編集担当者がメインとなるよ。それから、モデルさんとの付き合いも当然増えるだろうし、そうなるとスタイリストやヘアメイクの人脈も大切だよ。
スタイリスト/ヘアメイク
モデルや撮影シーンを整えカメラマンをサポート
モデルの容姿
小物も整えるわ
●カメラマンをサポートする専門職たちだ。ワンシーンを上手く捉えるカメラマンに対し、シャッターを押す前の撮影シーンを作り上げるプロだね。写真のイメージに沿った最適な撮影シーンを作り上げるんだ。
◆スタイリスト…ファッションやトレンドアイテムに精通し、タレントやモデルさんの衣装・アクセサリー・持物などをコーディネートする。また周りのロケーションに合わせた小物なども揃えるよ。ただしヘアメイクを業務とする場合は国家資格が必要となる場合があるので、それ以外のスタイリング業務を行うことが多い。
◆ヘアメイク…最新ヘアスタイルやコスメの流行を捉え、髪型やフェイスメイクに特化した専門家だ。この職種は必ず国家資格が必要だから専門職が多い。でもね、実はスタイリストとヘアメイクを一人でこなす人も少なくないんだよ
★目指し方…スタイリストは免許が不要だから、専門学校で学んだあとこの職に就くか、プロのスタイリストの下で働きながら学ぶことも可能だわ。ヘアメイクは美容学校での学習と免許取得が必須となるわよ。業務形態は芸能プロダクションに所属する場合もあるけど専門会社に就職したり派遣会社へ登録し、そこから撮影スタジオの依頼を受けて、あちこちの現場に出向く人も結構いるわよ。
★付合いが多いのは…お付き合いが多いのはモデルさんとカメラマンが圧倒的ね。
